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ダメッ子のお絵描きレポート。
2025/05/06  [PR]
 

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毎度日記更新が遅れることに定評のあるくりおねです、こんにちは


星ちゃん。
新作で星ちゃんに腹ぺこ属性がついたと聞いて。
なんか大飯喰らいな女の子って可愛いと思うのですよ。健康的で。


今回も平板な感じにならないように構図とポーズを選んでみました。最近右向きの顔を全然描いてなかったのでその練習も兼ねて。
こういう感じの構図をとると結構キャラがたっぷり画面にはいっていいかも。
あとは背景に鮮やかな色を置いてみるテスト。

かなり鮮やかな黄色やオレンジって言うのは赤や青に比べて背景にするのが難しい気がします。
赤や青系の色は色相そのものが明度的に低いので、キャラクターと背景がちゃんと別れて見えやすいんですが、黄色系は明度が高めなのでキャラを明るく描くと背景とごっちゃになってしまいます

今回の絵もはじめはもう少し明るく鮮やかなオレンジの背景だったのですがもともと星ちゃんのカラーも黄系なので余計に背景と混ざり過ぎて、明度や彩度を調節してなんとか持って来た感じです。
もっと背景がんばらんとなぁ




最近、自分自信のキャパシティの低さを凄く感じています。
ここで言うキャパシティというのは実際的な画力やモチベーションとは別の、「その絵をより良くするために努力をする能力」と言った感じの意味合いです。

パッと見ですごいな、って思うような絵ってあるじゃないですか。よく見るとあまり描写は上手く無くても迫力があるとか、メチャクチャ色合いが綺麗だとか、描き込みが凄まじいだとか、キャラクターに動きが感じられるとか、デザインにセンスを感じるとか……まぁ色々。

そういう凄いと感じる絵を見るたびに自分も描きたいなと思って、ラフとかをざっくり落書き帳に描いたりはするんですが、いざ本番を描きだそうとすると「やっぱり俺にはちょっと描けないな…」とか思って描くのを諦めてしまうことが結構あります。

複雑なポーズとかのデッサンが描ける自信は無いし、色に対するコンプレックスとかがあったりとかそういうこともあるんですが、なにより”失敗”するのが凄くイヤなんですよね。
挑戦してみて、結果上手く出来なかったらどうしよう、とか考えてしまう。

僕は結構周りを気にするタイプで、上手い人がいたらその人より下手な絵を描くのがもの凄く嫌になってしまうし、激しく鬱になってしまいます。
たぶん変な自尊心があるんでしょうね。流石にもう結構長く絵を描いて来てるから。それが傷つけられるのが辛いんだと思う。

だから自分が今確実に描ける範囲内のものを描こうとして、結果的に自分で自分の許容範囲を低くしてしまいます。
キャパシティが低いと言ったのはそういう意味です。


でも、絵を描くのってそういうことじゃないですよね。
「描けるから描く」のではなく、「描きたいから描く」っていうのが正しいあり方で、画力がないからその絵を諦めるというのはあり得ないことだな、と最近感じるようになってきました。

描きたいけど自分には無理そうだからといって諦めて無難な絵を描くことに、一体どれだけの意味があるのか?
それは結局自分の成長を妨げるだけじゃないのか?
なんかそんな風に感じてます。


嘘でも、自分の許容範囲というのは大きく設定した方がいいのかもしれません。
自分が描きたいと思った物を、失敗を怖がらずに躊躇うこと無く描けるようにしていきたいです。
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2010/05/23  無題


十六夜咲夜。
メイド長にブーツはかせたのって初めてかも。

もう結構な数絵を描いてるにもかかわらずなんか垢抜けない感じが残ってるのはなんでだろうとずっと考えてたんですが、その原因の一つとしては、いつも描いている構図が平面的すぎるのと、不要な線が残り過ぎているのではないかと思い立ちました。

構図が平面的というのは座標的にいうとx軸とy軸しかなく、パース的に言うと一点透視図法的な感じということで、イマイチ奥行きが絵に出てないってことです

自分みたいに背景描くのが苦手だと絵に奥行きを出すのは結構大変で、白バックにするならキャラクターのポーズとかで奥行きを表現するしかないのですが、ただの立ち以外の変則的なポーズだとやっぱり形を綺麗に描くのが難しいです。

まあ難しいからといって避けてばかりもいられないので今回はその辺りを気をつけて描いてみました。
あとは最近忘れてた質感も気をつけました。特にブーツ。こういうものの描き分けが丁寧に出来てるとリアリティが増してくる気がします。

線画も塗りもちょっと気をつけてやったのでいつもより時間がかかったんだけどどうだろう?

空間に奥行きが感じられないと、いくらキャラを描き込んでも退屈な雰囲気が拭えなくて結果的に完成度が低くなってしまうことが多いようです。
これから描く絵は白バックで描くにしてもそういう奥行きの感じられるようなものを目指して行こうと思ってます。



あと今回は簡単な作業過程を残しておこうと思います。
以前の絵を見返したときに「これってどういう風に描いてたんだっけ?」と思うことが結構あるので、あくまで自己記録ということで。
まだ絵の描き方とかは色々試して行きたいと思ってるのでこのやり方でずっと続けて行くかは不明ですがこれから先の自分や、この日記を見た人の役に少しでもたてれば幸いです。


アタリ出し。人体のプロポーションとかパースとかはここでしっかり決めておきます。
これが言わば絵の土台となる部分でここでやった仕事というのは完成までずっと残ってくるものなのでゆっくり慎重に決めて行きます。


衣服のアタリ出し。とりあえず大まかなシルエットを描いていきます


大体アタリをとったら少しずつ丁寧に描いていきます。
このとき、ブーツのアタリを描いたことで奥にある脚が短いことに気がついたので修正しました。
なんか変だな、と思ったらその時々で躊躇わず修正して行きます。


ここまでは紙をあまり傷めたく無かったので先の丸まったHの鉛筆で描いていたのですが、そろそろ細く濃い色の線が欲しくなってきたので0.5のシャーペンで形を決めて行きます。


全体をシャーペンでペン入れした状態。顔のパーツと髪の毛の一部は0.3のシャーペンで描いてます。
これでPC上でクリンナップすれば線画は完成…と思ったら腹部に有るべきエプロンをおもいっきり描き忘れていたので慌てて加筆することに。


エプロンを描き、クリンナップした状態。
ここから色に入ります。
ちなみにツールは全行程フォトショップエレメンツを使用しています


RGBカラーにして線画を少し茶色にし、乗算レイヤーにして一番上に持って行き、その下に別レイヤーをつくって色を塗って行きます。
僕は基本的にキャラ、背景、線画、線画の上に必要な色、の大体4枚くらいのレイヤーを基本に描き進めていってます。
あまり失敗したく無いと感じたらその都度レイヤーを作ってますが、あまりレイヤーが多すぎるとかえって描きづらいです。
これは多分人それぞれだと思うので、レイヤーが多い方が描きやすいという人は別にそれで全然構わないと思います。

ソファーの色を赤くしようと決めていたのでとりあえずソファーにざっくり色をいれてみました。
この段階ではあまりはみ出しとか気にしません


同じように咲夜さんにもざっくり色を置いて行きます。色はいつもキモチ明度が低めのものを選んでます。この辺りは好みの問題だと思うのですが、明度が低めで彩度が高く、かつ陰の色とのコントラストが強いと、重厚なイメージになる気がします。なんとなく。

塗りについてですが、基本的には画面左上辺りに出てる丸筆っぽいタイプのブラシをほとんど使って描いてます。これは単純に慣れの問題かもしれませんがあまり色々なブラシを多用すると個人的に何がなんだか解らなくなってきてしまいます。
それから色は基本的にカラーパレットからその都度必要な色をとって塗って行き、乗算レイヤーなどは色相や明度の微調節がしたい時以外は使わずに描いてます。


とりあえず全体に色が入った状態。
顔を描いていないのは、やっぱり描いていて最も楽しい部分の一つなので、楽しみを後にとっておいてるだけです^q^


ソファーの側面と、ブーツの色が少し明るすぎる気がしたのでそれぞれに乗算レイヤーをかぶせて色を塗り、レイヤーの透明度を調節して丁度いい明度にしました。
乗算レイヤーとかで色身を調節したとき、いいなと判断したらさっさとレイヤーを結合してしまいます。
あまりレイヤー数が多くなるとパソコンが重くなるというのがあるのですが、加えてレイヤーが残ったままだ容易に修正が可能なので、いつまでたっても決めることが出来ない、なんてことになりがちなので踏ん切りをつけるためにもあまりレイヤーはなるべく最小限で作業をすることにしています。


ここまでは立体感が出るように色を塗ってきましたが、そろそろ質感のことを意識して描き込んで行きます。
なかなか個々の質感を描き分けるというのは難しいのですが、くじけずに描いていきます。
質感が感じられてくると絵にリアリティが出てくるし、なにより楽しい気持になってきます。


ブーツなどを描き込んだら頭部の辺りが寂しくなってきたので顔を中心に描き込んで行きます。特に目を目立たせるようにして色を塗って行きます。
やはり目に精力がこもっていると絵の魅力がグッと増してきます。
それから今までほったらかしにして来たナイフと懐中時計を、別レイヤーを作って描いていきます。


線画の上にあたらしくレイヤーをつくり、不要な輪郭線の上に色を置いて行きます)。僕は線が無いと全く絵が描けないのですが、だからといって線に固執しすぎてもいい結果にはならないと思うので、不要だと感じたらガンガン消して行った方がいいようです。
この絵の場合でいうと主にフリルの輪郭線の上に色を置いて行ってます。やはりフリルなどは柔らかい物なので、線でガチガチにやるよりは色でフワッとした感じに描いた方がいい気がします。

あとはナイフや懐中時計の輪郭線の上にも同じことをしてます。
単純に小さいので線だけだとどうしても潰れ気味に見えてしまっていたので色で描き起こしました。


肌があまり綺麗でない気がして来たのでちょっとツヤを入れてみました。
あとは気力の続く限り描き込み。
大体いいかなと思ったら乗算やオーバーレイのレイヤーで色身を少しずつ調整したりします。


描き込みが終了したら全レイヤーを結合し、そのレイヤーを複製します。
複製したレイヤーをぼかし、「ソフトライト」のモードにします。
そうすると陰が引き締まり明るい色の彩度が高くなるので見栄えが良くなる気がします。(これは安倍吉俊さんのメイキング本に書いてあった行程のパクリです^q^)

そのあとで複製したレイヤーに「色相・彩度」のレイヤーをグループ化して”全体の色調を統一する”をチェックし、好みの色相にバーをずらして完了。

最後に丁度いい具合にトリミングをして完成。
かなりざっくりとした説明でしたが、今回は大体こんな感じで描いていました。
2010/05/15  無題


霊烏路空。
いままで日記で言ったことはないんですけど僕はアーマードコアシリーズのファンで、今年最新作が出るのを記念して(?)そんな感じのメカデザインで。


今回かなり苦労して描きました。
普段はまずラクガキ帳にこういうのを描こうかなとラフを描いて、それに合わせてA4のコピー用紙に本番を描いていくんですが、なんと今回用紙を5枚も使ってます

お空本体に一枚、右手の武器に一枚、羽っぽいメカの基盤に左右一枚ずつ、さらにそこから出てる棒状のメカの分が左右に一枚ずつ。
クソめんどかった^q^

本当は全部一枚の紙に描いた方が形の狂いも直しやすいのですが、一枚で描くとどうしても個々のパーツが小さくなってしまいます。
今回はとにかく迫力ある感じの絵にしたかったのでそれぞれのパーツも大きく描くためそんな具合になりました。

はじめからPCで線画が描ければこんな手間かけずに済むんですが、どうもペンタブで線を引くというのに慣れず、なかなか思ったように線画を描くことができたないので未だに紙にかいてからスキャン、という方法でやってます。

僕自身もえんぴつやシャーペンで描いたアナログな感じの線が好きではあるのでこの方法にことさら不満が有るわけではないのですが、いつまでもA4サイズでは限界を感じますね

A3サイズが使えると結構便利だと思うんですが、スキャナー買うのも気後れしがちでずるずると同じ方法で描いちゃってます。

たくさん人数の入った絵とか広大な背景の絵とかも描きたかったりするんですが、上のような理由でなかなか難しいです。

あまり慣れたことばかりしていると成長しないのでそろそろ何か解決策とか考えていくべきですかね
2010/05/06  無題


東方妖々夢より西行寺幽々子。初描き。
前々から描いてみたいと思ってたんですがずっと手が出せずにいました。
僕の絵にしては珍しく巨乳を強調した仕様になっております^q^


最近の絵がどうも雑な部分が目立って来た気がしていたので割りかし丁寧に描くように気をつけました。
何度も言ってることですが僕は線が無いと色が塗れないタイプの描き手でして、そのせいか線画を丁寧にやるのに比例して塗りもずいぶん丁寧になっていくような気がします。
線画の段階でパースとか骨格がずれたまま色塗りに入るとそこから形を直したりというのがなかなか難しいです。

そういうわけで花を含めた線画に時間をかけて今回描きました。

描いている最中でここをどうしようか、といって風に考えることは合ってもそれが苦痛ではなかったのでやっぱりこういう感じのテイストが一番自分にあっているのかも。


ただ今回も背景を入れることができませんでした。
当初の予定だと背景に桜の木が入るはずだったんですが、ある程度背景を描いてるうちに、なんか無い方がいいような気がしてきて、ゆゆ様を描き込んで行くうちに絶対いらないなと確信してしまって消してしまいました。

別に背景を描くのがことさら嫌だとか面倒だとかというわけではなく(ちょっとは面倒だけど^^)、なんか背景を入れることで主役の存在が薄まってしまうような気がしてしまうんですよね

たまにガッツリ風景を描きたくなることはあるんですが、そういう写実的な風景といわゆるイメージ的な背景とではニュアンスが随分違うもののように思います。
別にイメージ的な描写を嫌悪しているというわけでもないし、他の人のそういう作品を見るのも好きなんですが、なぜかいざ自分で描いてみようとするとそれが出来なくなってしまいます。

なんか背景描けない病とかそういうのにかかってたりするのだろうか
その辺が最近の悩みの種ですね

まぁもうちょっと色々試して行こうかと思ってます。
2010/05/02  無題


古明地こいし。東方の新作で、彼女の技の一つに「胎児の夢」というのがあるのですが(自分はまだ未プレイですが)それをイメージして描いてみました。


今回も背景付きの実験。
テクスチャーとかも、普段入れるときはぎりぎり見えるか見えないかぐらいの透明度にしてるんですが今回はちょっときつめに入れてみたんだけどどうだろう?

前のエントリーでも言った通り僕は暇な時間がまとまって出来た時に一気に絵を描いてしまいたいので、ちょっとずつ時間を見つけてコツコツ描いていくというのがあまり好きでは有りません。
そのために時間内にでかそうとしてちょっと雑になってしまったりすることが最近特に多いように思います

でも、去年まではそんなことは無かった様な気がします。
短時間ででかしてしまう絵もあったけど、基本的には自分の納得いくまで形を直したり、色を塗り直したり、悩みながらゆっくりと描いていたはず。

それは多分、それなりに回数を重ねてきたことで今自分がどの程度のものを描けるのかが有る程度わかっているので、半分くらいシステマチックに手を動かすようになって来ているのことが原因かもしれません。

技術が習熟したことによって結果的に時間が短縮されるのは別に悪く無いし、寧ろ無駄な時間が省けるのはいいことだと思うのですが、ただたんに慣れてしまったというだけだとちょっとマズいような気がします。

なぜなら慣れる、というのは要するに半無意識的に作業をするというような意味だと思うので、果たしてそうして作業したことが良かったのか、それとも改善すべきなのかを検証したりする余地が無いからです。

毎回悩みながら絵を描く必要があるとは思えないんですが、少なくても僕はまだまだ絵が上手くなりたいし、今のままじゃ駄目だと思ってるので、なるべく自分の行動に疑問を持ちながら絵を描いていきたいです。
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