レミ咲。レミリアと咲夜は割とよく描くキャラなのですが、二人が揃っているのを描くのは初めてかも。
これは同人誌のゲスト絵として描いた物で、レミリアか咲夜が入っている絵、というオーダーでした。
自分の描きたい物を描かなければ成長しない、なんてことを何度か日記で言ってたんですが、外からの刺激を受ける事も必要だと思ったので引き受けた次第でした。
紅魔城伝説という東方の二次創作ゲームを題材にした同人誌らしく、カリスマな感じの絵が良いかとも思ったんですが作者さんからは自由に制作して構わないと言ってもらってたのであえて和やかな感じにしてみました。
紅魔館の庭先とかお嬢様がお茶している様子とか植物とか木漏れ日とか、大まかなイメージは結構早い段階で決まっていたのですが、どこにどう物を配置するか、キャラの入りはどうするかなど構図を具体的な形に持って行くまでに酷く時間がかかった。
長いことキャラクターを単体で構成することに慣れ過ぎていたツケが出てきた感じ。
背景を描く時も、この頃は線を描かず、色だけでなんとか誤摩化す感じになっていたのも良く無かったのかと思う。
久々に背景からキャラから全て一枚の紙で線画を描いた事で、やはり線があると塗りに入ってからも自分のイメージに近い形で作業を持って行く事ができるということが改めてわかりました
キャラを描いてから背景を描く、ってのも構成術のひとつだとは思うけど全てを同時進行で作業すると絵全体のまとまりが良いようです。
前の日記の通り、今は描き込みについて考えている時期だったので小物を増やして密度を上げようという作戦だったのですが、完成したのを見ると期待していたほど絵に密度がでなかったように思います
構図がかなりオーソドックスなのであっさりした感じが強すぎるのもイカンのかも。
いずれ、今回描いた絵の倍くらいの密度は欲しいところ。
見た瞬間、見た人の情報の許容値をオーバーするくらいの密度や描き込み、あるいは他の何か惹き付ける要素がないと、あまり印象に残る絵にはならないのかもしれない
そう言う意味では、今回はまだあまりに”普通”すぎた気がする
でもそれは実際に描いて事でわかったことなので、この絵を描いた事は無駄じゃなかったと思う。
四月の半ばから五月の初めまでは色々予定が詰まっていて、暇を見つけて描いていたのであまりパースや大小関係といった基本的な部分が直しきれなかった事や、締め切りがギリギリになって少し雑な部分が目立ってしまうのは反省しないといけないと思った。
もう少し描き込みや情報量について考えていきたいと思います
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