(
2010/11/03)
完成
八雲一家。
橙(チェン)は描いたの初めてです
初めは藍さまだけのつもりで描きだしたんですが、ちょっと個人的に絵作りの実験がしたくて、どうせなら人数が多い方が勉強になるかと思ったので八雲一家全員の絵にしました。
多分、今まで描いてきた中で最も時間をかけた絵だと思います。
サイズが2M以上の無駄に大きな仕様になってしまったのでサイトに載せるまではとりあえず原寸は某SNSで見て下さい。
すいません
最近は、自分の絵柄について激しく悩んでいました。
絵柄というのは単純にその人のタッチとか癖に加えて、その人独特の世界観とか趣味嗜好といったものを含んだ絵柄というやつで、一体自分はどんな世界を、どんな方向で描いていきたいのかずっと考えていました。
絵の方向としては色々試した結果、自分はやはりとにかく出来る限り描き込み、密度を高めて行くような方向がやりたいんだな、というのがようやく理解できました。
アニメっぽいパッキリとした塗りかたも鋭い感じが凄く好きなのですが、あくまで自分で描く分には質感を頑張って出そうとしたり、立体感を出そうと必死になってる方が絵を描いているという実感が強く、描き終えた後もそっちの方が達成感を得られている気がします。
そういう意味では他のイラストレーターさんとかと自分を比べるとまだあまりに自分の実力が無さ過ぎて死にたくなるんですが、今まで人の絵柄を見て右往左往してたのを考えると、とにかく進みたい方向がわかったのだけはよかったと思います。
世界観についてはまだ自分の中で検証中ではっきりとした方向性というのは見えてないんですが、個人的には西洋っぽい感じよりかは東洋っぽい雰囲気の方が好みらしいということがわかってきたので、そこを切り口に模索していこうとしている所です。
今回で言うと金箔っぽい地の部分とか六角形の模様のパターンなどでどことなく和的な雰囲気を出そうと試みました
キャラの脇にある円形の模様も藍様の脇にあるのは稲荷紋、ゆかりんの上にあるのは祇園守紋、という日本の家紋です。それぞれ稲荷大社、八雲神社の神紋になってるものです。
猫に縁のある紋を見つけられなかったので(本当はあるかもしれないけど)、橙のマークだけは自分で勝手に作りました。
自分はランダムな感じを絵に入れるのが苦手で、背景なんかも抽象的な表現ができないと何度か日記に書いたことがあったかと思うんですが、それならランダムな要素と一緒に意味あるパターンをまぜたら良いんじゃないかと思って、今回は六角形の模様を配してみました。
こういう装飾的な要素いうのは個人的にほとんど絵に加えたことがなかったので、思っていた通りなかなか上手くコントロールすることが出来ず苦労しました。
完成図を見ても、あまり上手くいったという実感がないのが正直な所です
あと、今回は単純にキャラクターがつまらない感じになってしまったのが残念でした
初めに言った通り始めは藍様だけだで、あとから藍さまのポーズに合わせて二人を書き加えたので構図としてちゃんと融合した感じになってないし、三人の表情も似ていて単調になってしまったと思います。
加えていつもの癖が出て画面が平面的になってしまいましたね。
そういう意味で、今回はすごく時間をかけた割に完成度自体はあまり高くならなかったのが非常に悔しいです。
でも今回は模様とか描き込みとか、試してみようと思ったことは全部試すことが出来たので、その点はとてもよかったと思います。
うまく行かないことの方が多かったけれど、逆に自分に出来ていない所を自覚できればそれを克服する目標ができるので、何をどうしたらよいかわからなかった状態に比べたら遥かにマシになった気もします。
今回失敗だったと思う所を、次回は良くできるようにまた考えて行こうと思います。
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2010/10/25)
生きてます。
(
2010/10/02)
無題
またサムネが表示されないorz
妖夢です。たまに仁王立ちの絵が描きたくなります。
前の村紗の塗りっぽい感じで、細かい所とかを描き込んで行けるかをテスト。
ハイコントラストかつ反射光が強めな感じを目指したんですがどうでしょう?
今回もレイヤーを多用していたんですが、描き込んで行くときや陰を馴染ませて行く段階でレイヤー分けしているとかえって作業的にやり辛い部分が多く、これだったら初めからいつもみたいな描き方でやっていけるのではないかと感じました。
まだ効率的な塗りかたが割り出せていないので結構手間がかかったりして大変でした。
とりあえず今回の目標が明度差を大きつつけることだったので一応の目的は達成できたかなと思ってます。
明暗対比が強いとそれだけ描き込みもしやすい場合があるので、これを自分の絵柄に順応させていけるようにしたいですね
次は今までやって来たことを念頭に置いて、普段の描き方でやってみたいかと思ってます。
(
2010/09/26)
無題
村紗水蜜。キャプテンムラサ。
ちょっと前にも一度描いてますね
また塗りの実験。
一つ前のナズーリンとぬえの塗りを合わせた感じでしょうか。
はじめの方はアニメ塗りみたいに明暗だけで色分けをして、そのあとで境界の部分に強めの色を入れてから反射光の部分を加え、各変わりの目の部分を適度になじませる……ってのが大まかな作業の流れでした。
今回は反射光を意識して強めにしたつもり。
いつもは最終的にかなりなじませたりぼかしたりして、反射光の存在がわかるかわからないかくらいのものにしているんですが、場合によってはこのくらいのこして置いた方が絵的に綺麗になることもありますね。
以前に、絵の先鋭化と平均化の話をしたと思うんですが、自分はどちらかというと絵の要素を平均化してしまう傾向が強いようで、明暗や反射光などに劇的なコントラストをつけるのがどうにも苦手でした。
平均化をしすぎると多分絵が平凡な印象になってしまうんじゃないかというのが最近の悩みで、そのあたりを克服したくて塗りの実験をはじめたのですが、そう言う意味ではアニメ塗りや、今回の塗りかただと割と苦もなく明暗などの差をつけて行けるような感覚を覚えました。
そのあたりは個人的に収穫だったかな、と思ってます。
ただこの描き方は、あまり細部を詰めて行くとせっかくつけた差がバランスを崩してしまいやすい描き方でもあるので、最終的には、細部を詰めつつ差のしっかりとついた絵にしていけるようにしたいですね
まぁもうちょっと色々実験していこうと思います。
拍手くださった方、ありがとうございます。
以下拍手レスです
ぬえとナズーリン。
ラクガキ連発で失礼。珍しくレイヤー分けを駆使して色塗りしてます。
塗りの練習のつもりなのであまり線画に時間をかけず実験中。
ぬえの方は反射光及びハイライトを強めに入れる実験で、ナズの方はアニメ塗りの実験。
結構今風のイラストってハイライトを強く飛ばしてる感じの物が多いように思うのですが、自分は寧ろそういう強く飛び出てる色を抑える描き方で、白に近い感じの色は目に入るハイライト以外は入れない様にしていました。
今回のぬえのイラストではなるべく明度差を大きく取ろうと思ったので、自分の中では結構思い切ってハイライトを入れてみました。
ハイライトもそうなんですが、反射光も青みの強いのをいれてみました。
反射光を強く取りすぎるとわざとらしい感じがしてなんかあまり好きではなかったんですが、弱くやり過ぎて効果として現れないようでは意味が無いので、まぁ今回は実験だしと割り切ってやってみました。
で、描き上がった物を見返してみると、ハイライトも反射光も、もう少し強くても別に良かったかな、というのが率直な感想ですね。
背景との関係もあるとは思いますが、これではどことなく中途半端な印象になってる気がします。ハイライトをこのくらまで取ったならいっそ白く飛んでる部分が合っても良かったかもしれないし、反射光も少々雑な印象になってしまったかも。
ナズーリンの方は割とうまくいったかな、と個人的には思ってます。
ただ明るい部分と陰の部分を分けただけではちょっと絵として持たないと思ったので、肌、髪、服などのパーツごとに上から下へのグラデーションを緩く入れています。
個人的にはこのグラデを入れるのが凄く新鮮で、結構新しい発見があったような気がします。
これから描く物にどうにかして応用できたら良いなと思ってます。
アニメ塗りは、基本色と陰色の二つでパッキリと分ける描き方なので、ある意味コントラストが最大になる色の塗りかただと言えると思うのですが(白黒以外で)、そういった意味では手数を結構いれたぬえのイラストよりも画面として強く、また完成しているように見える気がします。
僕は細かいところをチマチマ描いていくタイプの人間で、あまりアニメ塗りみたいな描き方はしてこなかったのですが、これを習得しておくと、塗りで絵が単調な感じになるのを防ぐことが出来るかもしれません。
感想としては普段とは全然違う描き方をしたので新鮮で、単純に楽しかったです。
次ももしかしたらアニメ塗りで何か描くかもしれませんが、いずれ普段の自分の絵柄に良い方向であわせて行ける様にしたいです。
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