ぬえとナズーリン。
ラクガキ連発で失礼。珍しくレイヤー分けを駆使して色塗りしてます。
塗りの練習のつもりなのであまり線画に時間をかけず実験中。
ぬえの方は反射光及びハイライトを強めに入れる実験で、ナズの方はアニメ塗りの実験。
結構今風のイラストってハイライトを強く飛ばしてる感じの物が多いように思うのですが、自分は寧ろそういう強く飛び出てる色を抑える描き方で、白に近い感じの色は目に入るハイライト以外は入れない様にしていました。
今回のぬえのイラストではなるべく明度差を大きく取ろうと思ったので、自分の中では結構思い切ってハイライトを入れてみました。
ハイライトもそうなんですが、反射光も青みの強いのをいれてみました。
反射光を強く取りすぎるとわざとらしい感じがしてなんかあまり好きではなかったんですが、弱くやり過ぎて効果として現れないようでは意味が無いので、まぁ今回は実験だしと割り切ってやってみました。
で、描き上がった物を見返してみると、ハイライトも反射光も、もう少し強くても別に良かったかな、というのが率直な感想ですね。
背景との関係もあるとは思いますが、これではどことなく中途半端な印象になってる気がします。ハイライトをこのくらまで取ったならいっそ白く飛んでる部分が合っても良かったかもしれないし、反射光も少々雑な印象になってしまったかも。
ナズーリンの方は割とうまくいったかな、と個人的には思ってます。
ただ明るい部分と陰の部分を分けただけではちょっと絵として持たないと思ったので、肌、髪、服などのパーツごとに上から下へのグラデーションを緩く入れています。
個人的にはこのグラデを入れるのが凄く新鮮で、結構新しい発見があったような気がします。
これから描く物にどうにかして応用できたら良いなと思ってます。
アニメ塗りは、基本色と陰色の二つでパッキリと分ける描き方なので、ある意味コントラストが最大になる色の塗りかただと言えると思うのですが(白黒以外で)、そういった意味では手数を結構いれたぬえのイラストよりも画面として強く、また完成しているように見える気がします。
僕は細かいところをチマチマ描いていくタイプの人間で、あまりアニメ塗りみたいな描き方はしてこなかったのですが、これを習得しておくと、塗りで絵が単調な感じになるのを防ぐことが出来るかもしれません。
感想としては普段とは全然違う描き方をしたので新鮮で、単純に楽しかったです。
次ももしかしたらアニメ塗りで何か描くかもしれませんが、いずれ普段の自分の絵柄に良い方向であわせて行ける様にしたいです。
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