(
2008/12/09)
練習練習
かなりざっくりとした落書きですが、一応考えつつ練習してます
自分に不足しているものがなんなのか(色々不足してるけどその中でも特にという意味で)を探しているところです。
最近は何を描いてもうまくいってる気がしないので、初心に返って人物画の本とかを読み直していました。
で、その道では有名なルーミス氏の「やさしい人物画」のある1ページに、
”簡単でも鋭い言葉のほうが、しゃべり過ぎよりもはるかにマシな事を思い出しなさい”
という文があるのを見つけて少しハッとするような気持になりました。
ルーミス氏曰く、人体のように微妙な丸みを帯びたものを表現するときにはある程度の単純化が必要で、結果的に単純化したほうが効果的に見えてくると言います。
微妙なハーフトーンを描き切るのは不可能だし、あまり細かく捉えすぎるよりも大きな見方をしたほうが絵としては成功するということらしいですね
そう考えると僕はよく影の境界をぼかし過ぎて形があまりはっきりと見えてこないということがよくあります。一応人体の丸みを出そうと苦心してるんですけど、結果的には効果になってないようです。
これは多分描いてるものの全体像を大きく捉えられていないから起こる問題なような気がします。
そういうわけで、近頃はなるべく大きくものを見るように心がけています。上の絵もその練習の一環ですね
上の絵はかなり短い時間で描いたものですけど、普段時間をかけてやってるよりもはるかに見やすいような気がします。
多分これに反射光だとか色の彩度がどうとかこうとか、また別に色々な要素を考えないといけないんだと思うんですけど、とりあえずこういう感じの練習をしばらく続けていこうかと思ってます。
(
2008/12/04)
飽きた
完成。鎖とか小物が意外に多くてちょっと描くのが面倒でしたけど、萃香のデザインは凄く気に入ってます。
下のエントリーで書いた通り、今回はレイヤーをパーツごとに分けて塗っていったわけですけど、正直あまり効果的に色を塗れたような気はしませんでした。
レイヤーを使えば確かに修正は簡単なんですけど、そのぶんなかなか色を決める事が出来ずに色を何回も塗りつぶすような作業が多くなってしまいました。
結果的に時間が無駄にかかって途中から飽きてしまってました。
せっかく練習できるようにレイヤーを分けたのに、これではあまり意味がなかったように思います
やはり自分が描きやすい、慣れた方法をとるのが一番なのかもしれないですね
あと最近思う事があるんですけど、どうも僕の絵には「描き味」というものが足りていないような気がしています。
その人がもつ独特なタッチとか色の入れ方とか、なにか絵に深みを出すようなそういう要素が、なんだか自分の絵には足りていないんじゃないかと今までの絵を見直して感じました。
それが線のタッチなのか、それとも筆跡などから出てくるものなのかはわからないですけど、少し自分の「描き味」というものを探していきたいです
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