(
2008/12/09)
練習練習
かなりざっくりとした落書きですが、一応考えつつ練習してます
自分に不足しているものがなんなのか(色々不足してるけどその中でも特にという意味で)を探しているところです。
最近は何を描いてもうまくいってる気がしないので、初心に返って人物画の本とかを読み直していました。
で、その道では有名なルーミス氏の「やさしい人物画」のある1ページに、
”簡単でも鋭い言葉のほうが、しゃべり過ぎよりもはるかにマシな事を思い出しなさい”
という文があるのを見つけて少しハッとするような気持になりました。
ルーミス氏曰く、人体のように微妙な丸みを帯びたものを表現するときにはある程度の単純化が必要で、結果的に単純化したほうが効果的に見えてくると言います。
微妙なハーフトーンを描き切るのは不可能だし、あまり細かく捉えすぎるよりも大きな見方をしたほうが絵としては成功するということらしいですね
そう考えると僕はよく影の境界をぼかし過ぎて形があまりはっきりと見えてこないということがよくあります。一応人体の丸みを出そうと苦心してるんですけど、結果的には効果になってないようです。
これは多分描いてるものの全体像を大きく捉えられていないから起こる問題なような気がします。
そういうわけで、近頃はなるべく大きくものを見るように心がけています。上の絵もその練習の一環ですね
上の絵はかなり短い時間で描いたものですけど、普段時間をかけてやってるよりもはるかに見やすいような気がします。
多分これに反射光だとか色の彩度がどうとかこうとか、また別に色々な要素を考えないといけないんだと思うんですけど、とりあえずこういう感じの練習をしばらく続けていこうかと思ってます。
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