（ 2008/08/16） なぜ、絵がうまくならないのか

　いわゆる「絵の上手い人」と、俺みたいなうだつのあがらない底辺絵描きとの違いはなんだろう？

　経験や努力？センスや才能？それとももっと別なほかの要因でもあるのだろうか？
例えば人間性とか。

　絵の実力が経験や努力だけで決まるなら誰もそんなに苦労しないと思うし、センスや才能もみんながみんな持ち合わせてるものではないと思う。

　もちろん切磋琢磨することは必要だし、そのひと個人のセンスとかもやっぱり必要だとは思うけど、そこから一歩踏み出すにはやっぱり何か違うアプローチがないといけないんじゃないかなぁ

　そう考えると最終的にモノを言うのはその人の人格、人間性としか思いつかない。ただ惰性的に練習を続けても意味が無いし、センスや才能も磨く努力をしなければ宝の持ち腐れだから。

　こういう精神論的な話は個人的にはすごく嫌いなんだけど、やっぱり「絵が好きだ！」とか「描くのが楽しい！」って感じの、いわゆる童心的で無邪気な感情が根底にないと絵はなかなか上達してこないように思う

　そういったことをふまえて最近の自分がどうだったか思い返してみると、「何か描かなくては」とか「こういうふうにしないといけない」とか何か妙な強迫観念にとらわれて焦りながら絵を描いていたような気がする。

　「上手くなりたい」がいつの間にか「上手くならなくちゃいけない」に変わってしまっていて、絵を描くのが楽しいとは思ってなかったかもしれない。…「かもしれない」なんて言ってる時点でもう全然ダメだ。
　やっぱりこういう後ろ向きな性格が絵の上達を阻んでる原因の一つなのかもしれないなぁ


　…ここまで書いてみて、自分の考えが少し整理できた気がする。
次に描く絵は、どんな落書きでもとにかく楽しみながら描くようにしよう